二人を見た
並んで話をしながら笑顔の君を見て仲の良さが伝わったよ。
僕は八年間そんな笑顔は見てない
特別な、アイツだけに見せる笑顔だと気が付いた
少しはにかんだ笑顔に嫉妬した。
でも仕方ない事
摂理なら
いつまでもそっちには歩いて行けなかった。
五分たった。
まだ二人は
特別区
僕はその場を離れた
他のスタッフ達に挨拶に行き仕事の話や今の支社の事とか他愛ない話を頭が真っ白状態で話してた。馬鹿みたいに笑いながら
帰るときに僕が来たことを口止めした。
俺は馬鹿だ
本当の馬鹿だ
何やってんだよ
とことん落ちればいい